読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

your life burns faster

完全主観的お勧めのCDやヴァイナルの忘備録

Raein / Il N'y A Pas De Orchestre

f:id:nakaneyoshitaka:20160428005816p:plain

イタリア激情の至宝Raeinの激名盤2nd。

収録曲は1曲ほぼ3分以内。

その3分以内の楽曲の中に瞬発力と

叙情的な展開からの半端ない爆発力をコンパクトに詰めこんでいる。

1曲目から怒涛の攻勢で立て続けに攻め立てる。

そして何と言っても8曲目の、頭から尻尾まで全て美味しい「Tigersuit」。

ラストパートはシンガロング必至。

とにかく生きているうちにRaeinのライブが観たい!

bloodthirsty butchers / kocorono 【Analog】

f:id:nakaneyoshitaka:20160406010546p:plain

不朽の名作。

2013年11月発売のアナログ盤。

自分の誕生日が11月だったので誕生日プレゼントとして買ってもらった。

bloodthirsty butchersを知ったのは大学生の時。

知ったというよりも、叩き込まれたという表現の方が正しいかもしれない…

よくサークルの先輩の家に遊びに行かせてもらっていたのだが

その時にこのバンドが一番好きだという事で聴かせてもらったのが最初。

最初は良さが分らず聴いていたが、あれよあれよと抜け出せなくなった。

ライブもたくさん行った。事実上のラストライブになってしまったSLANGとの2マンも

坂倉と観に行ったなあ。

リーダーの吉村秀樹が30になる前に傑作を作ると意気込んで作られた本物の大傑作。

2月から12月まですべてに物語がある。

(1月は伝説のコンピ「Cinderella V.A」収録)

各月にサブタイトルがついているのも良い。

自分の生まれつきの11月はインストナンバー。

最初は歌入ってないのかと残念に思っていたが、最近は好きになってきた。

このアルバムは一生もの。一枚通して聴かなきゃいけない。

この気持ち、大人になんか解ってたまるものか!!

malegoat : endzweck / split

f:id:nakaneyoshitaka:20160416224217p:plain

清涼系エモとハードコアの融合。

今年のレコードストアデイにリリースされたmalegoatとendzweckのスプリット7inch。

各バンド渾身の1曲を収録。

先攻のmalegoatはキラキラのmalegoat節炸裂させている爽快エモチューン。

出だしから歌心溢れまくりのエモさ加減。

盛り上がり、若干押さえからの再度盛り上がりというお得意の展開なのに

ウキウキさせられてしまう不思議。

対するendzweckはストレートなハードコアで勝負。

こちらもendzweckらしさあふれるハードコアチューン。

ギターワークがエモさ全快です。

やはり美味しい展開、キメを詰めてる3分くらいの曲って聴きやすい。

何度もリピートしてしまうこと請け合いの快作スプリット。

TIALA / EPITOME

f:id:nakaneyoshitaka:20160414233236p:plain

KCHC!小岩シティーハードコア!

小岩より世界へ発信する激烈ハードコアバンドTIALAの2nd from less Than TV。

1曲目〜2曲目の流れがもうすでに限界テンションMAX

キラーチューン感半端ない激上がり。

TIALAはハードコアのみなずブラックミュージック、

ダンスミュージック等も基盤にあり

激烈一辺倒ではなく研ぎ澄まされた曲展開など押し引きがわかっている

今作はバランスが非常に良い。

音源も良いがTIALAの魅力はなんといっても百戦錬磨のライブ。

演奏が始まりフロアと演者の境目がなくなるあの瞬間は鳥肌モノ。

ライブでしか味わえないものを提供・共有してくれる素晴らしいバンドだ。

歌詞に関しても問題提起や訴えたいことを叩きつけてくる

ハードコアの真髄・本質も魅力の一つ。

朝の満員電車で大音量で聴こう!

kamomekamome / ルガーシーガル

f:id:nakaneyoshitaka:20160414232453p:plain

KCHC!柏シティハードコア!
伝説のHCバンド、ヌンチャクの向氏を中心に結成されたkamomekamomeの2nd。
約10年前の作品。が、色褪せない。

1曲目「メデューサ」の刻みのリフから秀逸。
思い出補正なしで格好良い。

ロディアスに歌い上げつつ、エモーティブなスクリームを挟んでくる

向氏のボーカル最高。

歌詞が独特な感覚で紡がれており、意味深であり核心をついてくる。

4曲目「事切れ手毬歌」の動と静の行き来が素晴らしいですね。

アートワークも凝っていてカッコイイ。

zArAme / lastorder(10inch)

f:id:nakaneyoshitaka:20160327004332p:plain

StiffSlackリリースNo.100!

StiffSlackリリース記念すべき100番はなんとzArAmeの10吋。

zArAmeの音源自体はCDでも持っているが、ヴァイナル盤も欲しくなり購入。

ジャケットも一新された今作ではマスタリングを

FUGAZIリマスタリングを手掛けたTJ Lipple氏が担当している。

そもそもマスタリングってなんですか?ということだけれども

簡単に言うとミックスされた音源をイコライザーやコンプレッサーで

音量、音質、音圧などの最終調整をする作業のこと。

なので当然CDの音源とも音量、音質、音圧など設定が違うため

同じ曲でも感じ方が違うのだ。

確かにCDでは前面に音を出していたけれども、10吋では必要以上に音圧を要せず

CDよりも全体的に丸みを帯びている感が強い。

なんでも爆裂ではなく、引くとこ引いて出すとこ出している。

そしてそして、ヴァイナルというのは盤を回すという行為が良いのだ。

直接空気を伝ってくる感じというか…(細かいことを言うと音自体が空気の振動だけど)

やはり雰囲気ってあるよね。大事、雰囲気。雰囲気とか見た目重要。

盤自体もカラーヴァイナルで鮮やか。

限定500プレス。

bed / via nowhere

f:id:nakaneyoshitaka:20160327003610p:plain

京都より発信する普遍のメロディとギターサウンド。

スーパーグッドメロディオルタナエモバンドbedの4thアルバム。

bedはとても好きなバンドで、1stEP~3rdまで持っているが

これまでは、8ビートとツインギターツインボーカルを最大限に生かした

“bed節”というものが共通しており、それが特徴的で一聴すれば

bedの曲だと分かる良い意味での安定感があった。

4thアルバムが出るという情報を知った時、はっきり言ってもういいかなと思った。

美味しい物も食べ慣れると飽きてしまうのと同じで、

あ~またbedの新作ね~といったことを思っていた。

きっとこんな感じだろうなって勝手に想像して買おうかちょっと迷ってた。

しかし、今作は今までと違う。

何が違うって、「ギター」だ。ギターが鳴り響いている。

bedの持ち味のグッドメロディと同じくらいギターを鳴らしている。

しかも日本オルタナの至宝bloodthirsty butchersを思わせる素晴らしいギター。

ロックっていう言葉あんまり好きじゃないけれど、これは、ギターロックだ。

アルバム通して全体的にギターは鳴っているが、

特に2~6曲目、ラストの曲の間奏・アウトロのギターのエモさ。

自分たちの良さと吸収していった音楽との混ぜ具合が素晴らしい。

bloodthirsty butchersに影響を受けたと公言しているバンドは数あれど、

bedはbloodthirsty butchersの正統派後継者であろう。

そんなことを思わせる、それ程の快作。